皆さんこんにちは!今日も暖かい一日ですね!このまま夏になればいいのにと思うのは僕だけでしょうか?今日はみんなが知ってる人気の泡盛【残波】について紹介したいと思います。
酒造場
創業は戦後の1948年。場所は読谷村です。面白い事に創業者の【比嘉寅吉】氏は元々は学校の教師だったそうです。戦争が終結した沖縄は焼け野原となってしまい物資が完全に不足。「衣・食・住」は勿論のこと物不足というよりは、飢えていたそうです。お酒なんて贅沢な嗜好品で簡単には手に入らなかったそうです。そこで、代用品として危険を承知でメチルアルコールを飲んで失明や亡くなる方もいたそうです。この状況を見て、このままでは沖縄は大変なことになる!と思い創業にいたったそうです。学校の教師から未知の世界の酒造業への転身!「安全で美味しい泡盛を皆様にお届けしたい」そんな思いで新しい事業に取り組まれたのだそうです。このあたりにヒット商品を生み出すヒントがありそうです。
残波白
ヒット商品になった【残波】を造ったのはこの理念を受け継いだ2代目比嘉健氏。その当時は、泡盛といえば男性が飲むお酒というイメージだったそうです。そこで、【女性や泡盛が苦手な方にも美味しく飲んでもらえる泡盛をつくりたい!】という想いから試行錯誤を重ねオリジナルの蒸留機を完成させヒット商品【残波】が誕生したそうです。【残波白】は、25度でくせのない澄み切った味わいが特徴で女性に人気です。【残波黒】は、30度で黒麹本来のキリッとした厚みのある味わいが特徴。お酒好きの方に人気です。ちなみに、会社のロゴマークは残波岬に打ち寄せる波をイメージしてつくられたそうです。優しさと透明感のある【残波白】、力強いイメージの【残波黒】、お酒もデザインもトータルで商品開発されたのがヒットの要因なのですかね!勿論、うちの店でもお取扱いさせて頂いております。両方味わってみるのもいいかもですね!今日はこの辺で。
残波黒